『浅草酒販協同組合』台東区発のクラフトサケも出品!祭り好きの浅草っ子がイベントを盛り上げる

『浅草酒販協同組合』台東区発のクラフトサケも出品!祭り好きの浅草っ子がイベントを盛り上げる

酒場案内人 塩見なゆが酒屋角打ちフェスに出店するお酒屋さんを訪問し、店舗の魅力や出品銘柄をご紹介するコラム。第5回は組合単位で共同出店する『浅草酒販協同組合』です。

浅草酒販協同組合 赤木 均さん

浅草エリアのお酒屋さんが加入する「浅草酒販協同組合」が、組合単位で酒屋角打ちフェスにブースを構えます。どのような取り組みをされていて、どんなお酒を出品予定なのか伺いたいと思います。インタビューのお相手は浅草酒販協同組合の赤木さんです。

塩見
塩見

こんにちは!浅草からは、組合単位での出店なのですね!浅草酒販協同組合では、普段はどのような活動をされているのでしょうか。

赤木さん
赤木さん

浅草酒販協同組合は浅草税務署管内の酒屋が加入する団体です。オリジナル銘柄「春鶯囀(しゅんのうてん)×江戸下町 純米吟醸酒」を上野酒販協同組合や山梨の酒蔵「萬屋醸造店」と共同で企画・開発するなど、組合員の知識向上、経営改善向上につながる取り組みをおこなっています。

また、私たちは浅草の酒屋ですから、お祭り好きの人が多いです。様々なイベントを企画したり出店したりと、外に向けた発信を続けてきました。浅草神社境内をお借りして開催する浅草酒販連合会利き酒大会は、60回以上開催しています。

塩見
塩見

皆さんの「お祭り好き」で酒屋角打ちフェスも盛り上がりそうですね!やはり出品されるお酒も台東区ゆかりの銘柄なのでしょうか。

北見さん
赤木さん

はい、日本酒や話題のスピリッツや洋酒も出品予定です。
当組合のオリジナル日本酒で、組合員が田植え刈り取りに加わった「春鶯囀(しゅんのうてん)×江戸下町 純米吟醸酒」」を出品します。
また、2017年から台東区・御徒町でワインづくりを始めたワイナリー「bookroad(ブックロード)」さんのワインや、台東区・蔵前のエシカル・スピリッツさんがつくるクラフトジン、台東区・駒形の木花之醸造所がつくる新時代のどぶろく(クラフトサケ)も用意しています。
ブックロードワインの醸造責任者・すごうみちこさんは酒屋角打ちフェスにもお越しになる予定ですので、醸造家に直接お話が聞ける機会になると思います。

エシカル・スピリッツのクラフトジン
都市型ワイナリー bookroadのワイン
木花之醸造所のどぶろく
浅草酒販協同組合、上野酒販協同組合が企画し、株式会社萬屋醸造店が製造する
「春鶯囀(しゅんのうてん)×江戸下町 純米吟醸酒」
北見さん
赤木さん

浅草は作家・池波正太郎生誕の地であり、台東区西浅草にはミュージアム「池波正太郎記念文庫」があります。2023年1月、生誕100年を迎えるのですが、これを記念して浅草酒販協同組合が中心となって記念日本酒を企画しました。醸造は長野県上田の沓掛酒造です。この記念日本酒も酒屋角打ちフェスでは販売しますので、池波正太郎ファンの方もぜひお越しください。

塩見
塩見

会場では一杯単位でその場で飲める「角打ち」だけでなく、持ち帰りができる一般的な「小売」もされるのですか?

北見さん
赤木さん

はい、おみやげとしてお買い求めいただけます。浅草酒販協同組合のブースでは台東区浅草の酒屋が選んだお酒が並びますので、ぜひお立ち寄りください。

塩見
塩見

私も池波正太郎ファンとして興味津々です。今日はありがとうございました。

都市型ワイナリーやクラフトジン、クラフトサケなど最先端のお酒も揃うとは驚きです。いままで飲んだことがない、新しい東京のお酒に出会えそうですね!

※紹介したお酒は、在庫限りの銘柄もあります。売り切れ次第終了となりますのでご了承ください。

筆者 塩見なゆ (酒場案内人 / Syupo