『さかや栗原』農大卒のご主人が揃える全国のこだわり日本酒が特長

当店は、昭和52年に先代である父が港区の酒販店から独立して開業しました。当初はビールを含む様々な酒類を揃えながら、人気の地酒を扱った店でしたが、次第にブームにとらわれないお酒の提案にシフトしていきました。
店を継いだ私が東京農業大学で学んでいたということもあり、大学のつながりで多くの酒蔵との繋がりができたことが理由の一つです。

当店が当初から力をいれて提案していたお酒が新潟・上越のお酒『雪中梅』です。新潟のお酒ブームの頃からいまに至るまで、当店を代表する銘柄のひとつと言えます。

当店も加盟している町田酒販協同組合や東京小売酒販組合でつくるオリジナルのお酒も取り扱っています。「尾根桜」は町田産米「秋錦」をつかったお酒です。

銘柄を揃えることはもちろん力を入れていますが、人と人の繋がりがお酒を販売する上でとても重要だと思っています。酒蔵との関係も人と人です。そして、お客さまへお酒を提案する際もコミュニケーションを大切にするよう心がけています。

当社が開業して45周年を迎え、その記念に山形県天童市の酒蔵・出羽桜酒造で当店オリジナルのお酒をつくりました。
出羽桜酒造さんの住所は「天童市一日町1-4-6」ですが、当店の住所は「町田市南成瀬1-4-6」。同じ”1-4-6″繋がりもあって交友を深めています。
この特別な出羽桜は山田錦をつかった生酒で、ラベルを変えただけではなく原料・製法もオリジナルです。角打ちのように一杯単位で飲めるのは『第6酒屋角打ちフェス』だけですので、ぜひ飲んでみてください。

はい！町田酒販協同組合では、JR町田駅前に「立ち飲み 町呑屋」という立ち飲み居酒屋を運営しています。ここの名物料理がおでんなのですが、そのおでん出汁をつかった出汁割りを提供する予定です。
お酒は八王子の小澤酒造場が手掛ける地酒「桑乃都」で楽しんでいただこうと思います。